尿に血が混じっていることに気づくと、誰でも驚くものです。一方、健診で「尿潜血」と書かれても、症状がないためそのままにしている方も少なくありません。血尿は、原因を確かめることが第一歩です。近藤泌尿器科クリニック(兵庫県三木市・志染駅徒歩2分)では、血尿の原因を調べる尿検査・超音波検査・レントゲン検査を保険診療で行っています。

About

血尿とは

血尿とは、尿に血液(赤血球)が混じっている状態です。大きく分けて2つの種類があります。

ひとつは、尿が赤い・茶色っぽいなど、目で見てわかる血尿(肉眼的血尿)。もうひとつは、見た目は普通の尿でも、顕微鏡で尿の中に赤血球が確認される顕微鏡的血尿です。健診の「尿潜血陽性」は血尿の疑いを示すサインで、追加の尿検査で本当に血尿があるかどうかを確認します。見えないぶん軽く考えられがちですが、体からのサインであることに変わりはありません。

血尿の多くは膀胱炎や結石などが原因です。ただ、なかには膀胱や腎臓の腫瘍が隠れていることもあります。とくに注意したいのは、痛みをともなわない血尿です。痛みがないと安心してしまいがちですが、だからこそ、大きな病気が隠れていないかを一度確かめておくことが大切です。検査の結果、心配のないことがわかれば、それも受診の大きな収穫です。

Check

こんなときはご相談ください

  • 尿が赤い・茶色っぽい
  • 健診で「尿潜血」を指摘された
  • 血の塊のようなものが出た
  • 排尿時の痛みや頻尿をともなう
  • 痛みはないが、尿の色がおかしい
  • 以前にも血尿を指摘されたことがある

一度きりで治まった血尿も、原因の確認をおすすめします。

Cause

血尿の主な原因

血尿の原因はさまざまで、尿の通り道(腎臓・尿管・膀胱・尿道)のどこかに出血のもとがあります。主なものは次のとおりです。

膀胱炎などの尿路感染症

細菌の感染で膀胱などに炎症が起こり、血尿が出ることがあります。排尿時の痛みや頻尿、残尿感をともなうことが多い原因です。

尿路結石

腎臓や尿管にできた石が粘膜を傷つけて出血します。わき腹や背中の痛みをともなうことが多く、詳しくは尿路結石症のページでご案内しています。

前立腺の病気

前立腺肥大症や前立腺炎など、男性では前立腺が出血のもとになることがあります。尿が出にくい・回数が増えるといった症状をともなう場合は、前立腺の評価もあわせて行います。

腎臓の病気

腎炎など、腎臓そのものの病気で尿に血液が混じることがあります。健診では尿たんぱくを同時に指摘されることが多いタイプです。

膀胱や腎臓の腫瘍

頻度は高くありませんが、膀胱がん・腎がんなどが血尿として見つかることがあります。痛みのない血尿は、こうした病気が隠れていないかを確かめるきっかけとして大切なサインです。

Examination

原因を確かめるための検査

血尿の診療は、治療の前にまず「どこから、なぜ出血しているのか」を確かめるところから始まります。当院では、体への負担が少ない検査から順に組み合わせて、保険診療で原因を調べます。

尿検査

尿に血液が混じっているか、その程度はどのくらいか、感染や尿たんぱくをともなっていないかを調べます。健診で尿潜血を指摘された方は、まず尿検査で本当に血尿があるかどうかを確認します。健診結果をお持ちの方は、ぜひご持参ください。

超音波(エコー)検査

腎臓・膀胱・前立腺の状態を、おなかの上から観察します。結石や腫瘍の有無、腎臓の形の変化などを、痛みなく調べられる検査です。血尿の原因検索の中心になります。

レントゲン検査

尿路結石が疑われる場合などに、結石の大きさや位置を確認します。

膀胱鏡検査など、さらに詳しい検査

ここまでの検査で原因がはっきりしない場合や、腫瘍の可能性を詳しく調べる必要がある場合には、尿道から細い内視鏡を入れて膀胱の内部を直接観察する膀胱鏡検査を行います。尿の中の細胞を調べる検査(尿細胞診)が必要になることもあります。CT検査や組織の検査など、さらに専門的な精密検査が必要と判断した場合は、連携医療機関をご紹介し、結果を踏まえてその後の対応をご一緒に考えます。

Treatment

原因に応じた対応

治療は、検査でわかった原因によって変わります。膀胱炎などの感染が原因であれば抗菌薬による治療を、結石が原因であれば大きさや位置に応じた対応を行います。前立腺の病気が見つかった場合は、お薬による治療を進めます。

検査をしても出血のもとが見つからないこともあります。その場合も放置するのではなく、経過を追って尿検査を繰り返すなど、様子を見守る計画を立てます。どのくらいの間隔で確認するのがよいかは、診察のなかでご相談します。

Flow

受診の流れ

1

ご来院・受付

予約制ではありません。診療時間内に直接ご来院ください。健診の結果表をお持ちの方はご持参ください。

2

問診・診察

いつ気づいたか、痛みや発熱があるか、これまでに指摘されたことがあるかなどを伺います。

3

検査

尿検査・超音波(エコー)検査、必要に応じてレントゲン検査で、出血の原因を調べます。

4

結果説明・対応

検査結果をご説明し、原因に応じた治療や経過観察の計画を立てます。精密検査が必要な場合は、連携医療機関をご紹介します。

FAQ

よくあるご質問

血尿が出ましたが、痛みはありません。受診したほうがよいですか?
はい、痛みのない血尿こそ一度検査をおすすめします。痛みがないと様子を見たくなりますが、痛みをともなわない血尿には、確かめておきたい病気が隠れていることがあります。心配のないことを確認するためにも、お早めにご相談ください。
健診で尿潜血を指摘されました。症状はないのですが、放置してよいですか?
症状がなくても、一度は原因の確認をおすすめします。近藤泌尿器科クリニックでは、尿検査で血尿があるかどうかを確かめたうえで、超音波検査などで原因を調べます。健診の結果表をご持参ください。
血尿は何科を受診すればよいですか?
尿の通り道からの出血を調べる診療科は泌尿器科です。近藤泌尿器科クリニックでは予約制をとっていませんので、診療時間内に直接ご来院ください。
一度だけ血尿が出て、その後は普通の色に戻りました。
血尿は、出たり止まったりを繰り返すことがあります。色が戻っても原因がなくなったとは限りませんので、一度きりの血尿でも検査をおすすめします。
検査はつらくないですか?
まず行う尿検査・超音波検査・レントゲン検査は、いずれも痛みの少ない検査です。膀胱の中を直接調べる膀胱鏡検査が必要な場合も、事前に検査の内容をご説明したうえで行いますので、ご不安な点は遠慮なくお尋ねください。
Next

受診をお考えの方へ

初めて受診される方は、受診の流れやご持参いただくものを「初診の方へ」でご案内しています。健診の結果表をお持ちの方は、あわせてご持参ください。

痛みのない血尿も、一度ご相談ください

0794-84-2525

診療時間 9:00〜12:00/16:00〜18:15 ※受付は終了15分前まで